ご質問

壁材種における「大壁胴縁下地」とは?

回答

「大壁胴縁下地」とは、柱・横架材と壁下地材の間に胴縁が入る仕様です。

通常・大壁胴縁違い.gif

この場合、基準耐力(壁強さ倍率)および基準剛性は通常時と異なり、下記に示した基準耐力・基準剛性を用います。

一般診断

下記に該当する材種については、仕様が「大壁胴縁下地」である場合、本来の基準耐力(通常)のかわりに大壁胴縁下地用の基準耐力を用います。
なお、以下に示されていない壁材種については、通常の基準耐力を用います。

種類材種名    基準耐力〔通常〕(kN/m)基準耐力〔大壁胴縁下地〕(kN/m)
耐力壁構造用合板(大壁)5.23.0
耐力壁構造用パネル5.03.0
耐力壁硬質木片セメント板4.13.0
耐力壁フレキシブルボード3.52.8
耐力壁石綿パーライト板3.42.8
耐力壁石綿ケイ酸カルシウム板2.92.5
耐力壁炭酸マグネシウム板2.82.5
耐力壁パルプセメント板2.72.4
耐力壁ラスシート2.72.4


精密診断

■基準耐力
 大壁胴縁下地の場合、当該壁材種の基準耐力は、下記に示す「修正基準耐力」を用います。

基準耐力修正基準耐力
2kN以下基準耐力×1.0
2kN超 4kN以下基準耐力×(-1/8×基準耐力+1.25)
4kN超3kN

■基準剛性
 大壁胴縁下地の場合、当該壁材種の基準剛性は、下記に示す「修正剛性」を用います。

修正基準剛性式.gif


参考

「木造住宅の耐震診断と補強方法」
(財)日本建築防災協会発行
P28,P55〜P56


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