ご質問
精密診断の劣化度は、どのような判断で入力すれば良いですか?
回答
精密診断では、壁部材について、その劣化を考慮します。
※壁部材とは土台や桁などの横架材、柱、筋かい、面材を指します。
基礎は含まれません。
劣化の程度につきましては、下記の段階で判断します。
1.劣化なし
劣化部分が認められない場合です。
2.部分的な劣化
部材にドライバーが刺さる、被害が部材の全断面に及ばない程度の
腐朽、蟻害、虫害が認められた場合など。
3.著しい劣化
ドライバーが簡単に深く刺さる、部材全断面に及ぶような
腐朽、蟻害、虫害が認められた場合など。
【参考】
「木造住宅の耐震診断と補強方法」
(財)日本建築防災協会発行
P63〜P66、P70〜P73
カテゴリー: 耐震診断Pro 一般診断 精密診断