質問 [0540]
部分的に基礎立ち上がり高さを変更することはできますか?NEW!
回答
現状では、基礎立ち上がり高さを部分的に変更する機能はございません。そのため、外皮計算において基礎立ち上がり高さの違いを考慮する場合は、「数量補正」機能を用いて調整していただく必要がございます。
▼下の画像のように一部が高基礎の場合の設定方法
(基礎の計算方法が「基礎形状によらない値」または「定常二次元伝熱計算」の場合の設定例です。)
補正した箇所の面積根拠図は計算書に出力されませんが、補正した内容で外皮計算を行います。

- 外皮画面の[数量補正]ボタンをクリックします。
- 赤斜線の範囲の基礎壁を「外壁」として補正します。選択ボタンをクリックし、外壁の仕様を選択します。
- 部位:外壁、隣接空間:外気、温度差係数:1.0 方位を設定し、減算する面積をマイナス寸法で設定します。
- 次の行の選択ボタンをクリックし、「手入力する」にチェックをいれ、基礎壁の熱貫流率を設定し、OKボタンで閉じます。
- 部位:外壁、隣接空間:外気、温度差係数:1.0 方位を設定し、加算する面積を設定します。
※方位毎にそれぞれ設定します。
例)南側:0.4m×2.73m≒1.10m2 東側:0.4m×3.64m≒1.46m2

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