質問
べた基礎境界条件はどのように設定すればよいのか?
回答
「構造EX」では、(公財)日本住宅・木材技術センター発行「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」p.156 に示されたパターン(下図の「矩形の場合のイメージ」)に基づき、べた基礎境界条件を自動設定します。そのため、特に理由がない限りは変更する必要はありません。
底盤の4辺全てが他の底盤に接している場合
(上図D区画に該当するパターン)
- 短辺、長辺方向の中央部:「4辺固定」を設定します。
- 短辺、長辺方向の端部 :「4辺固定」を設定します。
底盤の3辺が他の底盤に接していて、残りの1辺が外周部である場合
(上図E区画に該当するパターン)
- 短辺、長辺方向の中央部:「1辺ピン端」を設定します。
- 短辺、長辺方向の端部 :「1辺ピン端」を設定します。
底盤の2辺が他の底盤に接していて、残りの2辺が外周部である場合
(上図A、B、F、G区画に該当するパターン)
- 短辺、長辺方向の中央部:「2隣辺ピン端」を設定します。
- 短辺、長辺方向の端部 :「2隣辺ピン端」を設定します。
底盤の1辺が他の底盤に接していて、残りの3辺が外周部である場合
(上図C区画に該当するパターン)
- 短辺、長辺方向の中央部:「4辺ピン端」を設定します。
- 短辺、長辺方向の端部 :「2隣辺ピン端」を設定します。
カテゴリー: 基礎