質問
筋かい(30×90)や筋かい(45×90)の筋かい接合部を「くぎ打ち」と設定した場合、計算書で筋かい接合部の低減係数が1.0と表記されるのはなぜですか?
回答
筋かい接合部の低減係数は、基本的に『2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法(指針と解説編)』p.66の表4.5(b)に基づいて求めます。
しかし、同書のp.65③において、「ただし、表にあるものは表の値を採用する」との記載があるため、筋かい(30×90)および筋かい(45×90)だけは、筋かい接合部が「くぎ打ち」の場合、表4.5(a)に記載されている「くぎ打ち」の基準耐力および基準剛性を用いています。そのため、低減係数は1.0と表記しています。
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