質問

性能表示の床面積と建築基準法の床面積の違いは?

       

回答

それぞれ下記の違いがあります。

建築基準法の床面積

  • 1階2階の壁とその床を一体で見ています。
  • 各階の床の面積を求めます。
    (1階は1階の床、2階は2階の床の面積を床面積とします)
  • バルコニーは面積に含まれません。

性能表示の床面積

  • 壁とそれが支えている床を一体で考えます。
  • 各階の壁が支える面積を求めます。
    (1階は2階床レベルの外周横架材、2階は小屋床レベルの外周横架材で囲まれた面積を床面積とします。
  • バルコニーの面積は、建物本体と一体化した跳ね出し部の面積が対象となります。
    また、バルコニーは荷重が軽いため0.4掛けとします。

参考

「2019年版 木造住宅のための住宅性能表示」
(第6版/平成31年1月版)
(公財)日本住宅・木材技術センター発行
『構造編』P27


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