質問 [0567]

「構造EX」では横架材天端間距離が3.2mを超える場合の筋かいの低減係数はどのように算定されますか?NEW!

       

回答

各計算基準における筋かいの低減係数は、下記算定式により算出しています。

建築基準法/住宅性能表示

〈算定式〉

筋かい高さによる低減係数 αh=3.5×Ld/Ho

 Ld:当該軸組の柱間の距離

 Ho:横架材天端間の垂直距離

許容応力度計算(木造軸組工法住宅の許容応力度設計2025年版準拠)
「構造EX」Ver5.11以降

〈算定式〉

筋かい長さによる低減係数 αL=(Lo/Lb)^n ※1

 Lo:標準寸法の筋かい耐力壁の筋かい長さ

 Lb:標準寸法の筋かいより長い場合の筋かい長さ ※2 ※3

 n:圧縮筋かいの場合 n=3、引張筋かいの場合 n=1 

(たすき掛けの場合は圧縮筋かいおよび引張筋かいの負担率に応じて、それぞれの低減係数を乗じます)

参考

※1 筋かい長さによる低減係数αLについて

 ・Lb≦3.0の場合

  αL=1.0

 ・Lb>3.0の場合

  シングル筋かい圧縮側:αL=(3.0/Lb)^3

  シングル筋かい引張側:αL=(3.0/Lb)

  ダブル筋かい    :αL=(圧縮筋かい壁倍率/壁倍率)×(3.0/Lb)^3
               +(引張筋かい壁倍率/壁倍率)×(3.0/Lb)

※2 筋かい長さLbについて

 筋かい長さLb=√(柱芯間の長さ^2+横架材天端間高さ^2)

※3 「構造EX」の計算上の取り扱い長さについて
木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2025年版)に関する質疑回答
No.20において「計算の簡略化のために柱芯と横架材芯の交点間長さとしても問題無い」ことが記載されているため、「構造EX」では柱芯と横架材間天端間高さの交点間長さを計算に用いています。

備考

許容応力度計算(木造軸組工法住宅の許容応力度設計2017年版準拠)
「構造EX」Ver5.10以前

〈算定式〉

筋かい高さによる低減係数=3.5×Ld/Ho

 Ld:柱芯間の長さ

 Ho:横架材天端間高さ


カテゴリー: 構造EX, 基準法壁量, 性能表示壁量, 許容応力度計算