質問

後付けのアルミバルコニー等、荷重のかからないバルコニーは入力する必要ありますか?

       

回答

入力する必要はありません。
耐震診断上におけるバルコニーとは、2階床組と一体となった駆体工事で扱うようなバルコニーを指します。

一般診断法、精密診断法1において、床面積は「壁量計算用床面積」(品確法 住宅性能表示制度における床面積)を用いて算出することとなっておりますが、対象となるバルコニーは「建物本体に荷重が伝わるバルコニー」とされています。

このため、重量が小さいアルミ製のバルコニー等の外付けのバルコニーについては入力の必要はありません。

参考

(一財)日本建築防災協会発行『木造住宅の耐震診断と補強方法(例題編・資料編)』
p.130 (1)計算用床面積と建築基準法の床面積の違い

 

「2012 年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」の質問・回答集 
(一財)日本建築防災協会 ホームページ

Q3.91

 


カテゴリー: CAD