質問
壁材種における「大壁胴縁下地」とは?
回答
「大壁胴縁下地」とは、柱・横架材と壁下地材の間に胴縁が入る仕様です。
この場合、基準耐力および基準剛性は通常時と異なり、下記に示した基準耐力・基準剛性を用います。
基準耐力
大壁胴縁下地の場合、当該壁材種の基準耐力は、下記に示す「修正基準耐力」を用います。
2kN以下 | 基準耐力×1.0 |
2kN超 4kN以下 | 基準耐力×(-1/8×基準耐力+1.25) |
4kN超 | 3kN |
基準剛性
大壁胴縁下地の場合、当該壁材種の基準剛性は、下記に示す「修正剛性」を用います。
参考
「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」
(一財) 日本建築防災協会p69
4.3.3 保有する耐力
カテゴリー: CAD,精密診断