質問
建築基準法 壁量計算の床面積と、耐震診断(一般診断・精密診断・限界耐力)の床面積の違いは?
回答
それぞれ下記の違いがあります。
耐震診断
- 壁とそれが支える床を一体で考えます。
- 1階の面積は、2階床レベルの外周横架材で囲まれた面積を指します。
- 2階の面積は、小屋床レベルの外周横架材で囲まれた面積を指します。
- 吹き抜けは面積より除外しません
- バルコニーは、下の階の面積に含みます(バルコニー実面積×0.4)
※ホームズ君「耐震診断Pro」Ver3より、3階の跳ね出しバルコニーは2階の床面積にのみ加算します。 - ポーチは、1階の面積を含みます
建築基準法 壁量計算
1階、2階の壁とその階の床を一体で考えます。
- 吹き抜けは面積より除外します
- ポーチは面積に含みません
- バルコニーは面積に含みません
参考
「木造住宅の耐震診断と補強方法」
(財)日本建築防災協会発行
P261
カテゴリー: CAD,一般診断,精密診断,壁量計算