質問
一般診断において、開口部上下の壁(垂壁、腰壁)の耐力はどのように診断上評価されますか?
回答
以下のいずれかの方法で評価します。
・有開口壁長による計算
開口壁の壁量に応じて計算します。基準耐力としては一定値(窓型開口の場合0.6kN/m、掃き出し開口の場合0.3kN/m)を使用します。
・無開口壁率による計算
各方向の外壁面の無開口壁率から計算します。
無開口壁率が小さいほど開口壁の耐力が大きくなります。
参考
「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」
(一財) 日本建築防災協会 p42
3.4.2 保有する耐力【解説】
カテゴリー: 一般診断