質問
精密診断法1の劣化度は、どのような判断で入力すれば良いですか?
回答
精密診断では、壁部材について、その劣化を考慮します。
※壁部材とは土台や桁などの横架材、柱、筋かい、面材を指します。基礎は含まれません。
劣化の程度につきましては、下記の段階で判断します。
- 劣化なし
劣化部分が認められない場合です。 - 部分的な劣化
部材にドライバーが刺さる、被害が部材の全断面に及ばない程度の腐朽、蟻害、虫害が認められた場合など。 - 著しい劣化
ドライバーが簡単に深く刺さる、部材全断面に及ぶような腐朽、蟻害、虫害が認められた場合など。
参考
「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」
(一財)日本建築防災協会
p79~80、p90~91
カテゴリー: 一般診断,精密診断